vol.72 ちょっと怖いお兄さん
本社
ヨウ
かれこれ数十年前の話し。
19歳の春。
当時、私は車を買うために必死で働き、徹底的に貯金をしていました。
目標は100万円!お目当てはBM。
何でBMなのかって言うと、ただカッコいいって事と、女の子に人気があったから。
まぁ今考えるとホント浅はかな理由。
性能や装備なんて全く考えていませんでした。
でも、その浅はかのお陰?で目標の100万円を貯めることが出来、冬には必死に働くから必死の中古車探しに切り替わりました。
当時はインターネットも無く、中古車雑誌の情報もペラッペラ。
とにかく中古車屋に出向いてみるしかないんです。
ある日、電車で1時間ぐらい揺られた街にあるBM専門激安中古車店へと、彼女と一緒に向かったのです。
お店には憧れのBMがずら〜り約50台。
お目当ての100万円以下のBMはずっと奥の方にありました。
あったのはいいんですが、正直ボロボロ。
内装も汚くかなり使い古した感じ。外見は綺麗だけど他は・・・・
期待していた私も彼女も意気消沈。
出直す事に決め、車で店員さんに駅まで送ってもらうことになりました。
店員さんは、ちょっと怖いお兄さん。
挨拶は明るいんだけど外見が怖〜い感じ。
ちょっと苦手な、そのお兄さんが私の人生を変えることになったのです。
彼はBMではなくゴルフという小さな車で送ってくれました。
ゴルフも一応ドイツ車ですが、全く眼中に無く特別意識もしないで乗りました。
お兄さんの運転は予想通り?でちょっと荒め。
ところが後ろに我々2人を乗せても、
キビキビ動く!
軽快に曲がる!
『えっ!ゴルフってこんなにいいの!?』って思ったのを鮮明に覚えています。
私はすっかりゴルフに夢中になり、その半月後に念願のマイカーを手に入れました。
もちろんゴルフ。78年式の中古車でした。
昔の外車なんで、
いろいろ壊れました。
お金もかかりました。
でも、最高の相棒になっていました。
それ以後、7年間で3台のゴルフを乗り継ぎ22万キロも走りました。
今ではドイツ車しか興味がありません。
でも何故かBMは乗っていませんけど。
私にとって車は生活必需品。安く買って長くつい合う。
これがモットーです。
来月早々、新しいドイツの相棒がやってきます!
もちろん中古車。DIGRAGスタッフなんで何でもリサイクルしなきゃ!
さぁ〜て、初ドライブはどこに行きましょうかねぇ〜
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